日本の株式会社でも作っている結束バンドとは?

結束バンドは複数の配線ケーブルをまとめるために開発されたバンドですが、100円ショップをはじめとしていろいろな場所で手に入るため、DIY用品として使用されることも多くなっています。

屋内用と屋外用のものがあり、屋外用は紫外線などによる劣化を防ぐために強度のある素材が使用されています。結束バンドはインシュロックや英語を由来としたケーブルタイ、結束タイなどさまざまな名前で呼ばれるのですが、インシュロックはヘラマンタイトン株式会社の登録商標です。ほかにもタイラップ呼ばれるものがあり、結束バンドの元祖といわれていてこちらも登録商標です。

以前はトーマスアンドベッツ社によって作られていましたが、会社が吸収されたためABBグループのブランドとして販売されています。ヘラマンタイトン株式会社は日本企業で、ヘラマンタイトン株式会社が作ったインシュロックは結束バンド商品の中で圧倒的なシェアを誇る会社です。結束バンドはナイロンなどの樹脂を一体成型したものなので、基本的には一度束ねると取り外しができないようになっています。

以前はニッパーなどで切るしかなかったのですが、最近ではレバーなどで取り外しが可能なリピートタイプも販売されていますので、繰り返し利用したい場合に便利です。シリコンやエストラマーなどゴムでできたバンドは弾性と摩擦力で固定するため、結束するものを傷つけないためDIYや園芸などによく利用されています。またステンレス製のものもあり、樹脂より強度が高いため、耐久性が要求される場所で使用されることが多いとされています。

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