屋外ではその環境に最適な結束バンドを使用する

結束バンドは輪っか状にして物を括ることができる留め具です。

合成樹脂製や金属製のものがあります。複数本のケーブルを束ねる際やケーブルを壁や柱に固定する際に使われます。そういった用途以外にも例えば、キッチン用品を吊り下げるためとか、家庭菜園で使う支柱同士を固定するためなど、その他にも様々なシーンで使われています。結束バンドは細長い棒のような形をしており、先端に小さな穴が一つあります。

棒の状態から丸めて輪っか状にし、もう片方の先端を穴の中に差し込むだけでしっかりと括ることができます。しかもかなり負荷をかけてもほどけることがありません。このように使い方がとても簡単であるところや、括った後はその状態をしっかりとキープできるところが大きな特徴です。ところで結束バンドは屋内でも屋外でも使用されます。ですが実はどちらでも使えるといった万能なものではありません。この製品は屋内用、屋外用という具合に違いをつけて販売しています。というのは屋外では紫外線や温度変化、湿気などの影響を繰り返し受けます。

一般的に合成樹脂製のものは、それらによって劣化が進みます。そのため屋外用はそれらの影響を受けても劣化しにくいタイプの合成樹脂で作られています。これを知らずに屋内用の製品を屋外で使用した場合、最悪のケースではいつの間にか壊れて切れてしまうこともあります。すると固定していたものが安定しなくなり、それがケーブルであれば垂れ下がったり、動くことによる摩擦で被覆が剥がれ断線に至ることもあり得ます。そのため使用環境に最適な結束バンドを使う必要があります。

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