線名札の特徴と使い道

線名札は基本的にタグに空いた穴に、紐などの細長いものを通して使用します。

その細い部分を何かに巻き付けたり括り付けるのが通常の使用方法です。名前の通り線状になっている細いものを識別する目的が主で、タグの部分には何らかの文字や記号を書き込みます。場合によってはすでに記入してあるものもあります。そして複数の線名札を用いて、個別に取り付ける形です。そんな線名札には様々な形状があり、使用環境や使い勝手に合わせて選択することができます。

安全性を求めるのであれば細い部分までも燃えにくいプラスチック製にしたり、表示する内容を簡単に変えられるように袋状で入れ替えやすさを重視するといった具合です。また中には特殊な形状として、線にはめ込む形で取り付けるタイプもあります。そんな線名札が活躍できる場面は、配線を繋ぐ環境に多くあります。配線ケーブルには色で区別が付くものもありますが、繋ぐ数が増えればやがて色が被ってしまうことにもなり得ます。その上に太さや細かな形状までが似ている場合、さらに接続部分の規格も同じであれば、間違って繋いでしまうことでより大きなトラブルに発展しかねません。そのリスクを未然に防ぐために、線名札は大いに役立ってくれます。普通は数十から数百をまとめて購入しますが、単価でみると決して高いものではありません。したがってケーブル分用意するのも簡単で、必要がなくなれば処分するのもそこまで惜しくはないでしょう。

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