会社の銘板などを屋外に設置したいと思う場合は、屋内に設置する時以上に、耐候性に比重を置いて選ばなければなりません。
色々な方法で製作することができますが、屋外の銘板にお勧めの加工方法の一つに、エッチング加工と呼ばれるものがあります。定番とも言われるこの加工方法は、ステンレスなど金属の表示面に約0.3ミリ程度の凹凸をつけて、凹部分に色を入れるというもので、上品な雰囲気の仕上がりに加えて耐候性の高さが特徴となっています。屋外の設置に適した別の表示方法は、シルク印刷というものです。上記のエッチング加工とは異なり、シルク印刷はステンレス以外にも木やアクリルなどに使うこともできます。一つの色だけではなく、複数の色の隣接も可能であるという点は一つの特徴と言えるでしょう。もちろん色が一色増えるごとに金額も変わってくるため、予算とも相談しながら上手に選ぶことができます。
また、屋外用の銘板によく使われている別の方法は切文字と呼ばれるものですが、これは素材自体を文字やロゴにカットする方法です。切文字の場合、印刷やシートの場合とは違って色褪せたり剥がれたりするといった心配がないのが大きな特徴です。これらの方法に加えて、インクジェットシートも屋外用の銘板として用いることができると言われています。しかも、自由なカラー表現ができるという特徴があるため、フルカラーを使った銘板を製作したい場合はこの方法もよいでしょう。