パソコンや電気ストーブ・テレビなど、今では一般住居でも10種類以上の電気製品が設置されています。
これらの電気製品は必ず付属のケーブルをコンセントに接続しないと使用することができません。各機器ともに使用する時だけコンセントにケーブルを接続すればいいのですが、使用頻度が高いものだと常時つなげっ放しとなります。この場合、床に無数もケーブルが散乱をして見栄えが悪い上に、足を引っ掛けて転倒する恐れもあって危険です。散乱している電気ケーブルを綺麗に片付ける方法として、配線ダクトを使用するのが昨今の主流です。配線ダクトは以前は会社や学校・公共施設など数多くのOA機器を備えている現場で用いられてきた電気設備でした。
現在では一般住居でも多数の電気製品があることから、建売住宅や新築マンションでは標準装備をなされています。今現在備わっていない場合でも、電気工事専門会社やリフォーム会社に依頼をすれば配線ダクト増設工事を実施してくれるので、数多くの電気コードが散乱している場合は施工工事を速やかにおこなえます。
配線ダクトと一言にいっても様々な材質で作られているものがあり、一般住居用はポリ塩化ビニール製が多いのが特徴です。この材質の特徴は、耐久性が高くて温度差激しい場所でも劣化をし難いという点です。一般住居では夏と冬とでは寒暖差が激しい部屋が必ず存在しますが、このポリ塩化ビニールの材質を用いている配線ダクトであればその環境に順応できて、内部に備わっているケーブルをしっかりと守れることから採用されているダクトです。