学校や企業向けの電源供給対応の配線ダクトとは

配線ダクトは今や一般家庭でも広く普及する室内設備となっています。

これは我々の生活に必要な家電製品が家庭でも数多くあることを意味しており、家電を動かすのに必要となる電源ケーブルをスッキリと片付けられる便利な設備といえます。もともとは官公庁や学校・会社など限定された場所で設置されていたものでしたが、これらの施設と同様の数で家電が家庭にも普及したことで身近なものとなりました。学校や企業向けの配線ダクトは日進月歩で新たな製品が誕生しています。一昔前であれば外側から収納している電気ケーブルを見えないようにするということに重きを置いた設備でしたが、今ではさらに電源供給にも対応したものが主流となっているほどです。

この電源供給に対応しているものとは、配線ダクトそのものが各施設の主電源と直結されたもののことを指し、ダクト本体がコンセントの役割を担っています。電源供給対応の配線ダクトは学校や企業向けの製品で、最大2、600kwもの電力を有します。これにより計100台近くのパソコンやコピー機などのOA機器の電力を賄うことができ、配線が見えないうえに一度に数多くの機器も使用できる電気設備となりました。電源供給に対応していないダクトの場合、テーブルタップでコンセント数を増設する必要があって完全な形で電気ケーブルを見えないようにすることは難しいものでした。しかし、電源供給対応であれば完全に外側からケーブルを見えないようにして、各機器を効率良く使用することもできます。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *