ネームプレートを作成する時に注意したい点はいくつかあります。
同じ文字でもフォントによって違う漢字になってしまうものもありますし、同じ漢字でも略字かそうでないかという部分も注意が必要です。そして、漢字以外の部分で気を付けたいのがネームプレートの素材の耐候性です。太陽光や温度、湿度、あるいは雨や風などの自然現象に耐えられるかどうかを示すもので、耐候性があるということは様々な自然現象に晒されても劣化しない、あるいは劣化速度が遅いということです。つまり、長期に渡って屋外で使用できるということになります。家の表札の場合なら当然、家の外に常にある状態ですから優れた素材を使用していることになります。耐候性のあるものとして最初に挙げられるのはやはり金属類です。ステンレスやアルミニウム、真鍮などが該当し、種類によって仕上がりも色々選ぶことができます。光沢のある感じにしたり、逆に遭えて曇った仕上がりにすることもできます。一般的なネームプレートの場合は、この金属類のものが最も多いです。他にも代表的なものとしてアクリルがあります。
金属に比べれば弱いようなイメージがありますが傷に強いものもあり、他の家のものとは違ったものにしたいという人にはお勧めできる素材です。また、天然石を使う場合もあります。金属やアクリルよりも高級感があり、厳かに感じることもあります。大理石や御影石など、誰が見ても高級なイメージを持たれるものなら、自然と家の格が高く見られることもあるでしょう。耐候性のある素材を使い、長く持たせることでより深みがあるネームプレートになってくることもあります。せっかく作るのですから長持ちさせ、長く家の看板として活躍して欲しいものです。