一般家庭はもちろんのこと、事業所等でも数多くの家電製品を備えていると自然と電源ケーブルも増えてしまいます。
昨今ではパソコンでインターネット接続をするにもLANケーブルが必要で、なおさら室内を綺麗に保つために工夫を施す必要性が高まりました。この工夫に役立つものが配線ダクトであり、ネット通販やホームセンターで販売されている「モール」という部品を購入することで自作の配線ダクトを室内に備えることが可能です。「モール」とは1m単位の長さで販売されている電気工事用の部品で、配線を目立たなくさせられるものです。この部品を購入して室内に設置をすれば数多くの電気ケーブルを一まとめにしてスッキリと収納できます。
自作配線ダクトの設置作業をするのに必要となるアイテムは、手袋・両面テープ・カッターナイフ・結束バンドの4つです。「モール」を購入したあと、必要となる寸法分にカットする作業が必ずあるので、この時にカッターナイフを用います。ポリ塩化ビニール製なのでカッターナイフで簡単に切断できますが、切り口が鋭くなっているので怪我をしないように手袋を着用しましょう。両面テープは壁に「モール」を取り付けるために使用します。「モール」の裏面全体に貼って、その後上から5秒ほど押し付ければしっかりと固定できます。
結束バンドは収納する配線ダクト内に電気コードを束ねるのに使用するもので、3~4本を一まとめにして収めます。自作の配線ダクトの設置作業に必要なアイテムは、新たに購入しなくても手元にあるもので賄えるものが多くなっています。自作だと少ないコストでダクトを設置できる理由が手元にあるもので作れるということを証明しているといえるでしょう。