結束バンドはケーブルを束ねるために重宝します。
室内で利用している方も多いのではないでしょうか。一度結束してしまうとしっかりと固定されてしまい、切り離すにはハサミやカッターなどでケーブルを傷つけないよう切断する必要があります。この不便さを解消したものが再結束可能なタイプです。その他にもさまざまな用途に対応できる結束バンドがあります。室内で使用されるものは、素材としてナイロンが一般的です。室内使用であれば、ナイロン製で問題ないケースが大半と言えます。
しかし、屋外での使用となると話しは異なります。屋外でナイロン製のものを使用すると、最初のうちは問題ありませんが、やがて劣化が見られます。環境により異なりますが、半年から1年も経てば、破断や脱落して結束バンドとしての機能を果たさなくなります。これは太陽光に含まれる紫外線が原因です。紫外線は結束バンドにとっても大敵と言えます。屋外での使用には耐紫外線性の高い耐候性を持つ素材で製造されたものを使用する必要があります。
さらに屋外では雨風にさらされることもあれば、気温の変化が室内より激しいなど悪条件がいくつも重なるものです。これらの条件に耐える結束バンドも販売されています。破断や脱落を甘く見てはいけません。場合によっては、火災や漏電などの原因にもなりかねません。高性能なものを求めると、コストはその分高くなるものです。しかし、トラブルが起きた後では取り返しがつかないので、適材適所のものを使用するようにしましょう。
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